計画策定の経過
- 岩見沢市と月形町を結ぶ路線バス「月形線」(北海道中央バス株式会社)は、沿線地域の人口減少に伴い、利用者が年々減少している中、新型コロナウイルス感染症等の影響もあり、令和7年3月末をもって廃止予定。
- 当該路線は、中核都市群である岩見沢市と月形町を結ぶ唯一の公共交通機関として、通学・通勤・買い物・通院など、地域住民の生活交通として重要な役割を担っており、今後も維持・確保を図る必要があることから、岩見沢市、月形町を中心に地域での協議を重ね、「地域旅客運送サービス継続事業」を活用することとなった。
- 令和6年5月に運行予定事業者を公募し、有限会社アオヤナギ観光バスを選定。
- 現行の運行水準を確保しつつ、利用者ニーズに合わせたダイヤの見直しや、わかりやすい運賃体系への変更等による利便性向上や経営改善による運行継続を目的とした「岩見沢月形線地域旅客運送サービス継続事業実施計画」を作成。
事業の内容
- 現行と同様の運行水準を確保。(乗合路線定期運行による継続)
- 利用の少ない停留所を廃止するとともに、利用者ニーズに合わせたダイヤの見直しを行い、効率的で円滑な移動を確保。
- 運行車両は大型バスから中型・マイクロバスへの変更により、運行費用の圧縮を期待。
- 初乗運賃(240円)以外の運賃を、現行の10円単位から100円単位のわかりやすい運賃体系に変更するとともに、運賃を引き下げ、沿線の高校へ通学する生徒など、バス利用者の負担軽減を図る。
- 岩見沢ターミナル~ 北村支所前500円(▲30円)
- 北村支所前~ 月形駅前500円(▲80円)
- 岩見沢ターミナル~ 月形駅前800円(▲140円)
- 地域と連携した取り組みとして、バスのラッピングを月形高校の生徒がデザイン。(岩見沢市のバラ、月形町のカーネーションがモチーフ)
岩見沢月形線地域旅客運送サービス継続事業実施計画
計画策定日:令和6年12月25日
計画認定日:令和7年2月3日
岩見沢月形線地域旅客運送サービス継続事業実施計画 [PDFファイル/475KB]
※上記をクリックすると計画を見ることができます。
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