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居宅介護支援事業所 月形緑苑 所長 吉田 和朗さん
居宅介護支援事業所月形緑苑で所長を務める吉田さんは、月形町に移住後、相談員やケアマネージャーとして20年以上にわたって高齢者や家族の介護相談を行って
います。「移住前は道内のさまざまな町で生活していましたが、多少不便でもコンパクトな町の方が自分に合っているみたいで、気付いたら20年以上も経っていました」と笑顔で話してくれました。
「月形町を離れられなくなったもうひとつの理由には、人と人とのつながりがありますね」と語る吉田さん。事業所を運営する母体施設が自宅で生活する高齢者を支える介護老人保健施設ということもあり、自宅で長く生活を送れるようにと、訪問先の高齢者や家族との会話を通して信頼関係を築くことを大事にしているそう。さらに、町内の高齢者・障がい施設との連携がスムーズにできるのも、「皆さんに支えられているから」だといいます。
また、吉田さんにとって人とのつながりは、仕事以外の趣味にも広がっているそうで、移住後に趣味ではじめた鉄道模型(Nゲージ)は、今や町のイベントには欠かせない人気となっています。「札沼線を再現した月形町のジオラマを製作しました。当初は、仲間だけに披露していましたが、費用などは持ち出しでした。そんな時に町内の文化活動を行っている文化連盟の会長と知り合いました」。現在は文化連盟に加入して、文化祭や地域のイベントで鉄道模型を披露している吉田さん。今後は人と人との触れ合いを、仕事でも趣味でもさらに広げていければ良いなと考えているそうです。
A 活動がしやすい。
月形町は人口が密集していないので、仕事や趣味などいろいろなことがやりやすい町だと思います。
A コミュニケーション。
たまたま居酒屋で一緒に飲んだだけで、次の日からもう友だちなんてことは結構ありますね(笑)。
A 買い物。
最低限の物は月形町で買えますが、足りないものは札幌や岩見沢まで出かけることになるので。
A 皆楽公園。
特に夏はアウトドアからスポーツまで総合で遊ぶことができるので、おすすめですね。実は、犬を飼っており、散歩コースとしてはとてもいい場所です。犬つながりのお友達もたくさんできましたね。
A ユニティファームのおにぎり。
注文をしてから握ってくれるので温かくておいしいです。私のおすすめは塩昆布と鮭ですね。
月形町は自分のやりたいことができる町で、日常生活や人間関係でもストレスは感じないですよ。