子どもの予防接種

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子どもの予防接種
予防接種には定期接種と任意接種があります。

◇定期接種~法律により、対象者(保護者)は接種するよう努力する義務があるもので、接種費用は無料です。

◇任意接種~医師と相談のうえ、接種者や保護者の判断により接種するもので、接種費用は自己負担となります。また、定期予防接種の対象となるワクチンを接種対象者以外が接種する場合は任意予防接種となります。

 

定期接種

医療機関で実施するもの

ロタウイルスワクチン ※令和2年10月1日から定期接種

ロタウイルスの感染により起こるロタウイルス胃腸炎を予防するワクチンです。

1)接種対象児

 5価ワクチン(ロタテック):生後1か月半から約7か月半までのお子さん

 1価ワクチン(ロタリックス):生後1か月半から約5か月半までのお子さん

 ※どちらのワクチンも、1回目の接種は14週6日(約3か月)までに受けてください。
2)接種回数

5価ワクチン(ロタテック):3回(2回目、3回目は、その前の接種から27日以上あける)

 1価ワクチン(ロタリックス):2回(2回目の接種は、1回目から27日以上あける)
3)方法:経口接種

B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルスの感染により起こるB型肝炎を予防するワクチンです。

1)接種対象児 :生後2か月から12か月までのお子さん
2)接種回数:3回(2回目は、1回目の接種から27日以上あける。3回目は、1回目の接種から139日以上あける。)
3)方法:皮下注射

ヒブワクチンと小児肺炎球菌ワクチン
 ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)による細菌性髄膜炎、肺炎球菌による重い肺炎の発症や重症化を予防するワクチンです。
 ヒブや肺炎球菌による感染症は、免疫機能が未発達である乳幼児にかかりやすく、5歳位までは注意が必要です。
 規定の回数を接種することで、高い免疫効果を獲得できるワクチンと言われていますが、予防接種の効果や副反応を十分に理解し、必要性を判断した上でお受けください。


1)接種対象児
 生後2か月から5歳未満のお子さん


2) ヒブワクチンの接種回数(標準的な接種スケジュール)

初回の接種日年齢      2回目       3回目   4回目(追加) 
生後2か月~7か月未満 1回目終了後、
27~56日の間隔をあけて接種
2回目終了後、
27~56日の間隔をあけて接種
3回目終了後、  
7カ月以上 
生後7か月~12か月未満 1回目終了後、
27~56日の間隔をあけて接種 
2回目終了後、
7カ月以上
※3回で終了
 
生後12か月~5歳未満 ※1回で終了
 
   

3) 小児肺炎球菌ワクチンの接種回数(標準的な接種スケジュール)
初回の接種日年齢       2回目      3回目    4回目(追加)
生後2か月~7か月未満 1回目終了後、
27日以上あけて接種
 
2回目終了後、
27日以上あけて接種

60日以上の間
隔をあけて接種
(生後12~15か月)

生後7か月~12か月未満
1回目終了後、
27日以上あけて接種
2回目から60日以上
あけて接種
※3回で終了

 
生後12か月~2歳未満 1回目終了後、
60日以上あけて接種
 
 ※2回で終了  

2歳~5歳未満
※1回で終了

   

4種混合(ジフテリア・破傷風・百日せき・不活化ポリオ)ワクチン

ジフテリア・破傷風・百日せき・急性灰白髄炎を予防します。

1)接種対象児
 1期初回~生後3か月から90か月未満のお子さん
    (標準的な接種期間は、生後3か月から12か月の間)
 1期追加~生後3か月から90か月未満であり、1期初回(3回目)終了後、6カ月以上経過しているお子さん
    (標準的な接種期間は、1期初回を3回終了後、1年から1年6カ月の間)
2)接種回数:1期初回~計3回(20日以上の間隔をあけて接種して下さい)
       1期追加~計1回
3)方法:皮下注射

BCGワクチン
 結核に対する免疫をつけ、結核を予防します。結核の免疫力はお母さんからもらうことができないので、赤ちゃんでも結核にかかる心配があります。また、免疫力が弱いため、重症化しやすく、ときには重い後遺症を残すことがあります。

1)接種対象児:生後12か月未満のお子さん
        標準的な接種期間は生後5~8か月となっています。 
2)接種回数:1回
3)方法:左腕に2か所、管針で経皮接種

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン
麻しん(はしか)及び風しん(三日ばしか)を予防します。 
1)接種対象児:第1期~生後12か月から24か月未満のお子さん      
        第2期~小学校入学の1年前から前日まで(幼稚園、保育園の年長児)のお子さん
2)接種回数:1回ずつ
3)方法:皮下注射

水痘(水ぼうそう)ワクチン
水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染を予防します。 
1)接種対象児:生後12か月から36か月まで
2)接種回数:2回
       ※1回目終了後、3か月以上の間隔をおいて2回目を接種します。
       (標準接種期間は1回目終了後、6~12か月)
       ただし、2回目の接種が3歳を過ぎる場合は、2回目を接種せず、1回のみで終了と
       なります。
3)方法:皮下注射
 
 
 日本脳炎ワクチン
日本脳炎ウイルスを持つ蚊に刺されてうつる感染症(日本脳炎)を予防します。
北海道では、これまで40年以上日本脳炎の発症者はおらず、感染を媒介する蚊(コガタアカイエカ)も生息していないため、日本脳炎の予防接種は行っていませんでした。しかし、道民の方が道外や海外に行き来する機会も増えていることや、道内においてもわずかではありますが感染の可能性があることなどから、定期接種として実施することになりました。
1)接種対象者:3歳~7歳6か月まで
2)接種回数:4回(1期3回を3歳から7歳6か月までに接種し、残り1回(2期)を9歳から13歳になるまでに接種します。)
      1期初回1回目〈6~28日の間隔〉→1期初回2回目〈6か月以上の間隔(おおむね1年)〉1期追加→〈6日以上の間隔(おおむね5年)〉→2期
3)方法:皮下注射
       
◇特例措置について
北海道ではこれまで定期の予防接種としての扱いではなかったため、上記以外の年齢の方にも、接種が勧奨されます。
〈特例措置対象者〉
(1)平成19年4月2日(年度末10歳)~平成21年10月1日(年度末7歳半)
→13歳になるまでに4回接種
(2)平成10年4月2日(年度末20歳)~平成18年4月1日生まれ(年度末13歳)
→20歳になるまでに4回接種
※接種を希望される方は問診票が必要になりますので、保健センターにご連絡ください。 

二種混合ワクチン
 乳幼児期の三種混合予防接種で得た免疫を強化します

1)接種対象児:小学校6年生
2)接種回数:1回
3)方法:皮下注射
   
指定医療機関

 医療機関名  

 住所・電話番号

       
    
 接種日時 
                

あくつこどもクリニック
※BCGのみ前日までに予約

 岩見沢市10条西4丁目
(0126-33-8000)

月、火、水、金
午前9時~午後12時  
午後2時~5時30分  

木、土
午前9時~午後12時

さとうキッズクリニック
※BCGのみ前日までに予約
(電話不可、直接窓口にて

岩見沢市大和1条9丁目
 大和タウンプラザ
(0126-20-0310)


午前8時30分~11時30分 
午後2時30分~6時
火、木、金
午前8時30分~11時30分
午後2時30分~7時
水・土 
午前8時30分~12時

出口小児科医院
※BCGのみ前日までに予約
 

 
岩見沢市7条西5丁目
(0126-22-3570)

月・火・水・金
午前8時30分~11時30分
午後1時30分~5時30分  
木・土
午前8時30分~11時30分 

 岩見沢市立総合病院
小児科外来
※BCGのみ前日までに予約

岩見沢市9条西7丁目
(0126-22-1650)


午後1時30分~3時30分

 月形町立病院
※日本脳炎のみ実施

 月形町1466番地1
(0126-53-2241)

 月~金
午前8時30分~11時30分
午後1時~3時

*その他
・接種をする際は予診票に必要事項を記入し、母子手帳、健康保険証と一緒に医療機関に持参してください。
・希望する医療機関により、事前予約が必要な場合があります。ご注意ください。
・予診票がお手元にない方は保健センターまでご連絡ください。


任意接種


 
 主な任意予防接種の種類 ワクチンの接種対象者  接種回数 
     
   
 おたふくかぜワクチン  1歳以上 1回 
 季節性インフルエンザワクチン  6か月以上 1.生後6か月~13歳未満:2回
2.13歳以上:1回

※季節性インフルエンザの接種費用助成の対象者と助成額が拡大されます。
対象  者:13歳未満→高校生に相当する年齢の者
助成  額:1000円→全額
申請方法 :予防接種の領収書(原本)と印鑑をご持参のうえ、保健センターで申請書に記入していただきます。


転入出について

◆月形町に転入された方について
月形町で予防接種を受けるには、母子健康手帳と月形町予防接種予診票が必要です。
役場で転入の手続きをされた後、保健センター(保健福祉課保健係)で予診票をお渡ししますので、忘れずに手続きをしてください。手続きの際には母子手帳をお持ちください。


◆月形町から転出された方について
月形町の問診票で予防接種が受けられるのは、接種日時点で月形町に住民登録している方です。転出された日以降は、月形町の予診票は使用できません。
なお、転出後の予防接種につきましては、転出先の自治体にお問い合わせください。