日記

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日記

2012年2月15日 2012年2月15日

 2384名もの卒業生を送り出した札比内小学校が、90年の歴史に幕を下ろしました。
 
2月11日、札比内小児童や教職員をはじめ、多くの同窓生、地域の方々などが出席する中、開校90周年記念式典並びに閉校式典が執り行われました。
 
札比内小学校は、大正11年に誕生し今年90周年を迎えたわけですが、その前身とも言える学校が、明治44年厚軽臼内分教場として存在していました。この分教場から数えると実に101年の歴史を誇る小学校です。開校以来、幾多の困難をも乗り越えながら、札比内地域の方々は唯一の小学校を守り続けてこられました。私は、このことに心から敬意を表します。
 
さて、札比内小学校現児童のみなさんは、4月から月形小学校、月形中学校へと通学することになります。私は昨年一年間、札比内小学校の数々の最後の行事に参加をさせていただきました。子どもたちの明るい笑顔、元気な笑い声等々、今でも鮮明に思い出します。4月からは月形小学校、中学校に元気に通うみなさんと今度は一つの校舎で会えることを楽しみにしています。
 
私にとっても故郷である札比内。小学校がなくなってもいつまでも輝き続けていてほしいと思っています。
 
最後に、良き伝統を守り続けてこられた多くの皆様と、式典当日、堂々と札比内小学校と地域との思い出を語ってくれた児童のみなさんの頑張りに感謝いたします。ありがとうございました。

  

2012年2月15日 | コメント(0)