日記

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日記

2014年12月18日

矯正広報大使拝命委嘱状

 


 12月18日、法務省矯正局(東京都)を訪れ、月形観光典獄としてご協力いただいております西田局長より、「矯正広報大使(名誉典獄)」の役職を拝命いたしました。

 私は、町長に就任した平成16年以来、樺戸集治監やその囚徒たちなどに関する月形町の歴史的遺産を掘り起し、輝かせるための事業に特に力を入れてきました。今回、大使を拝命できたことは、その約10年間を評価していただいたものであり、感慨深く、また嬉しく思うところでありますし、同時に身の引き締まる思いでもあります。

 今回、広報大使に委嘱いただいたことは、町民皆様の矯正に対するご理解、ご協力あってのことだと考えております。昨年のことでありますが、月形刑務所の職業訓練の場として、月形町振興公社のトマトジュース工場に、服役者を受け入れていただきました。これが実現した背景には、トマトジュース工場で働く皆さんが、「月形町は矯正とともに歩んでいる町なのだから、出来るかぎり協力をしたい」と話してくれたことでした。このような矯正に対する寛大なご理解、その町民気質こそ、全国に自慢できる月形町の宝であると、私はそう自負しておりますし、その点において町民の皆様に、今一度感謝申し上げたいと思うところであります。

 拝命しました矯正広報大使は、「矯正」について広報・啓蒙する役割を担う役職です。集治監や刑務所など、矯正と深い結びつきのある月形町を併せてPRするには、最適の役職であると考えています。これをチャンスと捉え、今後も精力的に広報活動に取り組んでいく所存であります。

 広報大使の委嘱状は私の部屋に飾っておりますので、見てみたい方は是非お越しください。お待ちしております。

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2014年8月12日

柳川さん

 今年2月に実用英語技能検定準2級に合格し、町の助成制度を利用して語学研修に参加した柳川こころさん(月中3年生)が、私のところへ報告に来てくれました。柳川さんは、8月4日から8日までグアム島の語学教育学校に滞在し、英会話の授業や現地の施設を見学したほか、英会話でショッピングなど楽しんだそうです。

 柳川さんは、滞在先で一緒になった英会話塾の講師の方から、塾などに通わずに準2級に合格したことを褒めてもらったというエピソードや「(月中教員の)小林先生の英語の授業がとてもわかりやすくて、楽しく勉強できたことが合格に繋がりました。また、ALTの先生方との触れ合いの中で本場の英語をたくさん聞くことができたことも良かったです」と私に話してくれました。また、この日同席したお母さん(柳川麻紀さん)からも、「月形は英語を学ぶための環境が整っていますね。娘も月形で学ぶことができて良かったです」とお話していただきました。

 現在多くの学生たちが、実用英語技能検定に取り組み、準2級・2級の合格者が毎年出るようになりました。今年は柳川さんのほかに、中学生から2人が準2級に合格したという報告も受けています。これは偏に各学校の教員の皆様の努力の賜物であり、感謝するところでありますし、また町で実施している海外派遣の助成制度が学習意欲向上につながっているようで、とてもうれしく思うところであります。

 海外語学研修費用の助成は、小学生は英語技能検定3級以上、中学生は準2級以上、高校生は2級以上の合格で対象になります。ぜひ多くの子どもたちに合格してもらい、他国の文化に触れていただきたいと思います。

 柳川さん、5日間の語学研修お疲れ様でした。

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2014年6月16日

藤井さん

 大阪府で阿倍野高校の教員や眞願寺(真宗大谷派)の住職、そして教誨師(
収容者・受刑者に対して、徳性育成や精神的救済などを担う方)の3つを兼務し、幅広い分野で活躍されている藤井隆さんが、奥様と共に来町し、私の部屋を訪ねてくれました。藤井さんは、昨年6月に修学旅行の付き添いとして月形町を訪れたことを皮切りに、昨年11月に2度目、そして今回の来町が3度目となりました。

 藤井さんは昨年9月に法務省で開催された「第48回教誨師中央研修会」に参加された際に、作家の成田智志さんによる「北をめざした教誨師たち ~明治北海道での事蹟をたどって~」の講演をきっかけに、北海道開拓に深く興味を持たれ、繰り返し来町していただけるようになった経緯があります。

 「監獄ベースボール」などを執筆され、月形町や北海道開拓の歴史にも造詣が深い成田さんは、私も何度もお会いしている方であり、成田さんが魅力を発信してくださったことにより、今回新たな縁を築くことができました。この縁を大切に、より深いものにしていきたいと思います。

 藤井さんはこの後、月形樺戸博物館名誉館長の熊谷さんと面会し、翌日は成田さんと再会するとのことでした。月形町や囚徒、北海道の歴史にたくさん触れて、今後の教誨に活かしていただきたいと思います。

 またの来町をお待ちしております。

 

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2014年1月20日

 本日、花の里保育園の年長さん10人が訪問してくれました。

 園児の皆さんと会話を交わす中で、将来なりたい職業を質問したところ、消防士や警察官、サッカー選手、ケーキ屋さん、看護師など素敵な夢を教えてくれました。

 皆さんは4月からは小学生。これから勉強し、大きくなるに連れてできること、やりたいことが増えていきます。その度に皆さんの夢も変化し、鮮明なものになっていくのでしょう。

 未来を担う皆さんの健やかな成長を期待するとともに、再び私の部屋を訪れてくれる時を楽しみにしています。その時は、また将来の夢を教えてくださいね。


保育園年長さん

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2013年10月31日

 10月31日、気持ちの良い快晴の空の下、新しい月形大橋の開通式が挙行されました。

 旧月形大橋は昭和30年から現在に至る58年の長きにわたり地域住民の生活や経済活動に大きく寄与するとともに国道12号と275号を結ぶ主要な橋としてその使命を果たしてきました。

 しかしながら老朽化に加え、車道幅員が狭く歩道が無いので、十分な安全性が確保されていませんでした。より安全性の高い橋への架け替えに向け、平成13年5月、岩見沢市、美唄市、旧北村、月形町により月形大橋整備促進期成会を発足。北海道をはじめ関係機関に対して要望活動を行ってきました。

 そして平成16年に関係機関の特段なるご理解と迅速な対応により事業に着手し、9年間にわたる工事期間を経て、新月形大橋の完成となりました。

 新しい月形大橋は幅員8.5メートル、歩道2.5メートルと交通の安全性が確保されるとともに、橋げたが連続しているため耐震性も向上しています。

 

 新しい月形大橋の上で挙行された開通式では、期成会の副会長 松野岩見沢市長の開会のあいさつに始まり、テープカットがされた後に岩見沢市の石澤家、美唄市の渡辺家、本町からは永井勁石さん(北郷)のご家族3世代夫婦を先頭に渡り初めが行われました。

 また、渡り初めとその後に行われた記念式典では、陸上自衛隊第11音楽隊による素晴らしい演奏を行っていただきました。開通式に華を添え、大いに盛り上げてくださいましたことに感謝申し上げます。

 

 このたびの新しい月形大橋の完成に対しまして、関係機関並びに工事を進められた施工業者の方々のご尽力に対しましても、心から感謝とお礼を申し上げます。

 

 私としても新月形大橋の完成という歴史的にも大きな出来事に立ち会えたことに感銘すると同時に、新しい月形大橋に対し、安全で快適な交通の確保と地域の活性化を期待するところであります。

月形大橋渡り初め月形大橋自衛隊音楽隊

2013年10月31日 | コメント(0)