町の観光拠点でもある皆楽公園エリアのHUB機能の強化に向け、月形町民保養センター等改修基本計画に基づき、温泉や宿泊施設の改修を行います。町民や観光客等のニーズを踏まえ、温泉施設をはじめとする各施設を「観光拠点の再生」「利用者サービスの向上」「賑わいの創出」「省エネ化」「長寿命化と機能強化」「管理経費の削減と効率化」を目指し令和5年度より大規模改修を実施します。
改修工事の概要
改修工事期間:令和5年8月から令和6年8月(予定)
温泉施設:屋根、外壁改修、休憩室、ロビー・フロント等の内装改修、レストラン及び厨房の新設
脱衣所及び浴場内の内装改修、給湯設備・冷暖房設備の更新、無料Wi-Fi設備
宿泊施設:温泉ホテル本館の取り壊し、ホテル別館(はな工房)の冷暖房設備の更新、無料Wi-
Fi整備
付属施設:24時間トイレの新設(温泉施設と渡り廊下で接続します)、周辺駐車場改修、大型サ
イン設置
全景

月形町が登録を目指す「道の駅」のすがた
月形町では町民保養センター等の改修を契機に産業、観光、地域活動を活性化し、まちを元気にする観光拠点づくりを目指します。
(1)周辺地域(他市町村)との連携強化を図り、各地区の特産品のPRによる産業活性化
(2)皆楽公園エリア及び市街地エリアとの連携を図り、観光客の増加による観光活性化
(3)周遊する道路利用者の安全で快適な休憩施設と町の魅力PRによる地域活性化
町は「道の駅」登録を目指しますが、新しい建物は建設せず、温泉や宿泊施設など皆楽公園エリアの今ある施設を活用し、温泉等の改修に合わせて、道の駅に必要な機能を追加します。
皆楽公園には、人の流れと誘客を生む効果があると考えています。交通量の多い国道275号と道道275号の道路利用者、観光客を取り込むことで月形町のPRと消費活動の増加を見込んでいます。
温泉やキャンプ、特産品の販売など、皆楽公園エリア全体の賑わいにより月形町が「通過の町」から「寄り道の町」になっていきます。
※「道の駅」は国土交通省への登録申請手続を経て、認可された後に登録決定となります。
【道の駅登録を目指すために必要とする施設及び機能】
(1)休憩施設機能
誰もが安心して使用できる明るく清潔なトイレの整備、飲食サービス機能(温泉内のレストラ
ン)の整備、温泉施設、宿泊施設
(2)情報発信機能
観光PRや地域情報の発信機能の整備、無料Wi-Fiの整備、多言語化、歴史文化の発信
(3)地域連携機能
町の特産品や農産物等のPR、販売機能の整備、温泉等の施設の機能強化と誘客事業の展開
(4)防災拠点機能
災害対応施設として活用、防災備蓄配備、冬期間の避難施設
(5)その他
キャンプ場、アウトドアレクリエーション(パークゴルフ、野球場)、EV充電ステーション
等の周辺施設の連携