応急手当 ・ 衣服のボタンなどを外し、呼吸が楽にできるようにします。 ・ 周囲の危険なものを遠ざけ、ストーブが周囲にある場合はやけ どに注意します。 ・ 高熱時は冷たいタオルなどをわきの下に当てます。 (ひきつけで舌をかむ心配はほとんどありませんので口にタオルな どの詰めものは不要です。 ) ただし、ひきつけが長時間続いたら早期に医療機関で受診して下さい。
応急手当 ・ 毒の進行を遅くするため、刺された傷口を流水でよく洗い流し冷 やします。 ・ 刺された部分の周囲を強くつまみ、手で毒液を絞り出すようにし ます。(口で吸い出していけません。) ただし、最も危険な状態はハチに刺されたことにより発症する「アナフィラキシーショ ック」というアレルギー症状です。ハチの毒に対して体が過敏に反応してしまった場 合は、短時間(約15分~20分)で呼吸困難や血圧低下など重篤な症状を引き起こ す場合がありますので一刻も早く医療機関で受診して下さい。
応急手当 ・ 体を動かすと毒のまわりが早くなるため、安静にして落ち着かせます。 ・ かまれた部分を心臓より低い状態にして、少し心臓に近い部分 を縛り、速やかに医療機関で受診する。 ・ 傷口を冷やして、腫れや毒の進行を遅らせます。 ただし、かまれた部分に激痛や腫れが生じてきた場合は「毒ヘビ」にかまれた可能 性が大きいため、一刻も早く医療機関で受診して下さい。 ・ 頭の形が三角形のヘビにかまれたとき ・ 吐き気、頭痛、脱力感等が現れてきたとき
応急手当 ・ 飲み込んでしまったもの(硬貨、ボタン、クリップ、タバコなど)を 確認します。 ・ 窒息状態では1歳未満の乳児には背部叩打法(読み:はいぶこ うだほう)を試みます。 ・ 片腕に乳児をうつぶせに乗せ、手のひらで顔を支えつつ頭を体 より低くして、もう片方の手のひら基部(手首に近い部分)で背中 の真ん中を数回強く叩きます。 ・ 詰まった異物がとれず、乳児の反応がなたら、ただちに心肺蘇生 法を開始します。 ・ 心肺蘇生法の途中で口の中に異物が見えたら、指で取り除きます。