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つきがたの教育・協育・共育(2025年2月)
Vol.1 二十歳を祝う会 2025年2月14日(金)
少し遅くなってしまいましたが、去る1月11日(土)月形町交流センター「つき・あえ~る」を会場に「二十歳を祝う会」が開催されました。町内はもとより道内外から月形中学校の卒業生など15名が駆けつけ、ご来賓として大釜町議会議長、我妻同副議長、月形中学校時代の担任だった佐々木豊先生(現夕張中学校教諭)のご臨席をいただきました。
私が驚いたのは、15名の二十歳を迎える若者たちの立派な態度です。まるでこの日のために何度も練習を重ねて来たかの如く、あたかも中学校の卒業式のように一糸乱れぬ整然とした立ち居振る舞いでした。
ここ最近はかなり落ち着いて来たとはいえ、全国的にかつての「成人式」や今般の「二十歳を祝う会」の無秩序振りが度々話題に上ります。また、中学校時代はしっかりしていても高校を経て進学、就職するにつれ、周囲に染まって「世間ずれ」していって当然の年頃です。
しかし、月形で生まれ育った若者は、地域・学校の教えがしっかりと身についているのです。これこそ「地域の教育力」の証明であり、月形が持っている目に見えぬ大きな財産だと改めて感じ入った次第です。
「日本の未来はまだまだ捨てたもんじゃない!」と立派な若者たちの後ろ姿を眺めながら思ったことでした。