町章
6片の雪花の中に、町名の頭文字「月」を丸形として挿入したもの。
雪花は忍耐を現し、町民が開拓の厳しい試練によく耐え一円融合する意味で、月の字が丸形となっています。
(昭和15年、開基60周年を記念して制定)
町の木・町の花
町の木「イチイ」
町の花「菊」
キャッチフレーズ・シンボルマーク
キャッチフレーズ
「まんまるはーと 月形町」
月、メロン、スイカなどから発想した「まんまる」に、「はーと」をプラス。豊かな自然の中で、心豊かに生きる素晴らしさを、やさしい言葉の響きで表現しています
シンボルマーク
花をモチーフに、月形らしい温かさや豊かさを表現。花びら4つの色は月形の「大地」「情熱」「美しさ」「活力」をイメージし、筆によるラインで町の力をアピールしています。
月形町は、内務省御用掛権少書記官から樺戸集治監(明治14年~大正8年)の初代典獄に任ぜられた月形潔氏の姓を取り、明治14年7月1日、空知支庁管内第1号の村として誕生しました。
樺戸集治監は、明治維新後の新政府が全国多数の国事犯や重罪犯を収容するために、全国で3番目、北海道では最初にシベツブト(現在の月形町)に設置されました。
この集治監の囚人による農地開墾や道路開削などが礎となり、今日の月形町があります。
■明治15年 樺戸、雨竜、上川の3郡役所を月形村に設置
■明治24年 月形村戸長役場設置
■明治32年 浦臼村(現浦臼町)を分離
■明治39年 二級町村制施行
■昭和28年 町制施行
月形町は樺戸集治監の設置とともに誕生し、石狩川を母なる川として、肥沃な耕地と自然環境に恵まれた静かな農村として発展してきました。
基幹産業は農業で、昭和40年代半ばには、それまで稲作中心であった農業に花き栽培が導入され、現在ではメロンやスイカ、トマト、カボチャなどの果菜や野菜の栽培も盛んに行われています。
昭和48年に月形少年院が開院(令和2年月形学園 閉園)、同58年には月形刑務所が開庁するなど、町民の間には「矯正のまち」としての意識も定着しています。