日記

　令和４年４月２１日に開催された「北海道町村会創立１００周年記念式典」へ出席して参りました。北海道町村会は、大正１１年５月２８日に「北海道町村長会」として発足し、現在は道内１４４の町村で構成されています。式典には約１３０人の町村長が出席し、１００周年の節目を祝いました。先人のたゆまぬ努力と熱意に対し、改めてこの式典に月形町長として出席できたことを、とても光栄に思いました。

　4月14日、須部都川で「さけ稚魚の放流会」が行われ、今年も、新型コロナウイルス感染症拡大抑止のため、規模を縮小しての開催となりました。

　今回放流する稚魚は、開発局岩見沢河川事務所様をはじめ、月形緑苑様ほか町内施設で大切に飼育していただいたものです。当日は、花の里つきがたの水と緑を愛する会のみなさんのお手伝いのもと、卵から飼育してもらった花の里こども園年長さんや、月形小学校3年生のみなさんに参加していただきました。天候にも恵まれ、放流前には、久しぶりに参加者全員で集合写真を撮りました。

　放流した後、目を瞑り、両手を合わせて「稚魚たちがこの川に戻ってきますように」と願っている子どもたちの姿がありました。私も、稚魚たちの成長と回帰を祈るとともに、この子どもたちも未来に向けて逞しく成長してくれることを切に願っています。

　花の里こども園の入園式は残念ながら中止となってしまいましたが、６日には月形小・中学校入学式、８日に月形高校の入学式が執り行われました。入園・入学そして進級・進学された皆さん、保護者の皆さん本当におめでとうございます。
　子どもたちがそれぞれの学び舎で過ごす日々の中で、どれだけ成長できるか楽しみです。積極的に勉強、読書、運動、芸術に触れ、深みのある人になってほしいと思います。そして、たくさんの友人や先生などさまざまな人々と関わる中で、笑い、喜ぶことがほとんどだと思いますが、時には傷つき、悔やんだり、涙することもあるかもしれません。そうした経験をとおして人の痛みがわかる優しい人になってほしいと願います。
　輝かしい未来が待っている月形の子どもたちは月形の「宝」です。月形町は子どもたちを応援します。
入園・入学おめでとうございます。